独特なエロスを描く師走の翁先生の約3年ぶりの単行本。
師走の翁先生は単話構成ではなく、毎回1冊丸々長編なのでストーリーも楽しむことができる。
ネチっこいエロを見たい人には、是非オススメしたい。
(一部の画像には修正を加えております。)
今回はウイルスが萬栄している学校が舞台で、今の世情がモデルになっている。
主人公は一人ずつ女生徒にキスして唾液を摂取しウイルス検査する。
接種した唾液から主人公の体内で、女生徒に特化した治療薬を生成する。
治療薬はエロ漫画なのでもちろん精液。
現代にも萬栄しているウイルスをエロ漫画的に解決する。この発想は天才だと思う。
単話には無い、長編ならではの設定の面白さを感じる。
快楽天系の万人向けな絵柄ではなく、どちらかと言うと個性的な絵柄なので人を選ぶかもしれない。
少し古臭さを感じる絵だが、言い方を変えると古き良きエロ漫画。
一回見たら忘れない特徴的な絵を描けるのは、今では珍しいので貴重なエロ漫画家だと感じる。
女の子はロリ顔でとても可愛らしい。
何人登場したか分からないほど女の子が多いのだが、キャラの書き分けが素晴らしい。
キャラ被りが無いので、お気に入りの女の子が必ず見つかるはず。
少ししか登場しない女の子にも、ちゃんとキャラ設定がされているので作者のキャラ愛も感じられる。
エロはネチッこく、恥ずかしながらもセックスに興味津々な女の子が可愛らしい。
先生お得意の、他の男子がいる中でのセックスもバッチリとシチュエーションに入っている。
基本ハーレムなんだけど、衆人セックスで独占欲も満たされる。
後半に進むにつれてエロさが増していき、バスケ部と人妻のエロはどちらもエロい。
バスケユニフォームのエロは珍しいのでオススメ。
巨乳も貧乳もまんべんなく登場する。
着衣率については、やや着衣が多めかな。
卑語はバリバリ多い。主人公の卑語が多くエロを煽る感じ。
長いことエロ漫画を描いている先生で、もはや巨匠レベル。
流石、エロのセンスも抜群で、今回のネタのセンスも素晴らしい。
師走の翁先生でなければ、産み出せない作品であることは間違いない。
あと、何よりすごいのが絵が劣化しないところ。
人体構成までしっかり捉えている先生なので、いつまでも絵が可愛らしくエロい。
今作はオチも最高。続き読みたくなってしまう素敵な1冊でした。
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