【エロゲ】天使☆騒々 RE-BOOT!が最新作であるうちに感想を書こう

出オチ感が酷い記事タイトルで申し訳。
最新作ララジャムが発売される前の、鮮度が辛うじてあるうちに『天使☆騒々 RE-BOOT!』を紹介。
この記事が目に付くころには、みんなララジャムでワッショイ ワッショイしてると思うんで、
ララジャム終わって、ゆずソフトの準新作が気になった人は参考にしてね。
まず、シナリオはあんま触れる気ないです。
というか、自分の読解力が圧倒的にないのでシナリオの良し悪しは専門家たちにお任せします。
登場キャラは前世で絡みがあったり異世界住人だったり天使だったり、と学園要素がありながらもファンタジー色が濃厚な作品。
本作の一番の特徴的設定は、主人公が勃起不全なこと。
エロゲ主人公と言えば、どんな時でも勃たせて無限に大量射精する役割があるのに、これはかなり尖った設定。
勃起不全の主人公は後にも先にも本作だけだと思う。

ヒロイン
ヒロインは6人で、昨今のエロゲではかなり多い方。
どのヒロインも可愛くて素晴らしいね。
よくもこんな魅力的なヒロインたちを生み出せると感心。
乃愛ちゃん
かなり好き。
天使のようなヒロイン、じゃなくて普通に本物の天使。
ブロンドカラーで清楚感があるので、パッケージヒロインとしては完璧なビジュアル。
エロ同人が大好きなムッツリ系でキャラ立てとしては満点。
真面目系天然ムッツリ娘が大好きな人は楽しめるはず。

ほんとおっぱいバインバインじゃなくて良かったね。
ロリで清楚な雰囲気は天使キャラとしては申し分無し。

かぐ耶さん
結構好き。
異世界の姫様。本作における探偵かブレーンな役回り。

凛としたキャラが好きな人には良い。
ルートに入ると、エロやイチャラブのギャップがすごかった。
個性的なヒロインが多いなか、良識的なヒロイン・・・だと思ったらこの子も割とぶっ飛んでたのが面白かった。

天音ちゃん
相当好き。
小悪魔系な実妹。
小悪魔系だけどウザくは無いし、とってもいい子。
「ざ~こ♡」と呼ばれたい人向け。

母ちゃんと一緒に住んでいるから実妹ってのは設定的にいらない、というか邪魔と感じた。
エロゲなんで義理でいいっすよ。
ルートのラブっぷりは最高だった。
お前そんなキャラだったっけ?ってな具合で変わるのが可愛かった。
特にオナニーシーンは本作一番のハイライトかもしれない。

来海先輩
くるみ先輩。めちゃめちゃ好き
ぱっと見ギャルだけど、もしかしたら本作で一番な良識人かもしれない。
同級生だっけ?天音ちゃんが先輩先輩いうから先輩なイメージがある。

明るくて頭が良くて真面目で優しい。見た目と違って完璧超人。だけど気苦労するタイプ。
とてもいい子なんだけど、テンパるとえぐ目の下ネタが出るのが最高だった。

おっかなびっくり付き合い始めるくだりは悪くないかも。
恋人のフリをするってパターンはよくあるけど、恋人試用期間は珍しいよね。
オリエちゃん
一番抜いた。
狂おしいほど好き。

かぐ耶さんのお世話係で超真面目な子。
サブヒロインっぽい立ち位置だけど、一番好きなヒロイン。
とにかくルートが良い。一番ルートがいいんじゃないか?
オリエちゃんの可愛いところが全部出ていて正に至極の一品。
この子のルートを見るだけでも本作をプレイする価値はあるよ。

ましろ色の紗凪ちゃんが好きな人はハマると思う。
それにしても、こんな可愛いヒロインを生み出したゆずソフトは全くもって罪深い・・・
風実花先生
幼馴染のお姉ちゃん、そんで学校の先生。
他ヒロインの余った属性をまとめてエンチャントされた感じのヒロイン。

他ヒロインとほとんど絡みがないのでサブヒロイン扱いかな。
見た目とか服装とか結構好き。

総括 -満足度は高い-
全ルート終わって振り返ると、流石ゆずソフトかなって思う。
シナリオの良し悪しは多少あるかもだけど、それ以上にキャラが可愛くエロは抜けるので、満足度は相当高い。
システム周りで言うと、長年の叡智が詰まったUIなので、スッキリとしてかなり使いやすい。
これ以上のUIってあるのか?ってレベルで使いやすいし、カスタマイズもできる。
フローチャートはマジ便利。
全ての読み物系ゲームは、フローチャートは必須でほしいので、これは嬉しい。
あと、exe起動するとタイトルすっ飛ばして前回終了時点から開始できるのは素晴らしい。
気軽に再開できるのは大事大事。

ヒロインは文句無しです。共通ルートのワイワイ感は見ててホント楽しい。
男キャラなんてほぼいないので、常に女の子に囲まれていて最高でした。
個人ルートに入っても他ヒロインがちょいちょい登場するのはキャラの存在感あっていいよね。
そんでもって、個別ルートに入るとヒロインが更に可愛くなるのは素晴らしい。
立ち絵の表情がコロコロ変わるのでセリフ1文だけでも感情表現が良く伝わる。
かなり表情が変わるので、立ち絵のテスト大変だったと思う。
原画は特級品。
初めに本作やったら、他のエロゲで満足できなくなるのでは?ってほど可愛らしく美しい。
表情とか影とかすごいよね。細かく描かれていて良い。

エロも言う事ないですね。卑語全開で開放的な感じ。
表情がエロくて最高でした。
ヒロインにハマれば猿のように抜けるので、抜きにも申し分なく使える。
欲言えば、もう少し下着差分あったら更に嬉しかった。
ここからネガティブな感想。
エロを見るとバッドエンドになるのはよろしくない。全くよろしくない。
百歩譲ってモブキャラのエロみてバッドはいいとしても、
ヒロインのエロ見てバッドエンドは悲しくなるし抜けないしエロ枠取るし、いいことない。
エロ見てバッドエンドは陵辱・輪姦ゲーで頼む。
あと、エロシーン中のよく分からん選択肢がだいぶ減点。
「中に出す」「外に出す」選択肢が出るのは、エロゲなんでまぁ分かる。
選択肢表示はプリセットができるから回避できるけど、選択肢出すなら分かりやすくしてほしい。
笑っちゃったのは↓

これは良くないかな・・・
シコっててもこの選択肢が出た瞬間、真顔になったわ。
急に国語の問題を出された感じ。
例えば、これ外に出したいときってどっち選べばいいんだ??
多分、「お腹を引きずり出す」でいいような気がするけど正直自信がない。
お腹に精液を出せば、「お腹に響かせる」ってことになる気もするので、そっちが正解な気もするけど、
でも、「お腹に響かせる」は中に出す方だと思うし・・・。
・・・って感じで考え始めちゃうから、エロ見て興奮する気分じゃなくなってくるのよ!
直感で分かんないのがホントきつかった。
結局、どっちが正解かなんてもう忘れてるし。
流石にこれは極端な例で、他はもう少し直感的に分かりやすいんだけど、
自分が一番言いたいのは、選択肢はシステムに徹してほしいだよね。
プレイヤーの操作が入る以上、キャラの想いや開発者のノリは違和感出るので抑えてほしいですわ。
あと、勃起ができない主人公はチャレンジングで面白い設定で、
ヒロインが日常ワードのように恥ずかしげもなく勃起勃起言ってるのは中々新鮮だと思った。
・・・思ったけど、やっぱりエロゲにはその設定はどうやっても合わないかな。
まず、エロシーンで勃起してるプレイヤーと勃起してない主人公がいる時点で、勃起のリンクができてない。
プレイヤーよりヒロインに近い主人公が勃起してないのはどういうことだと。
主人公のちんぽはプレイヤーの分身ちんぽじゃなかったのか、・・・と。
勃起のリンクができないのは仮にいいとしても、ヒロインがあまりにも可哀そうすぎて見てられない。
おっぱい出しても勃起されてないヒロインは可哀そう可哀そうで・・・。
価格で言うと、こんだけクオリティが高ければ値段が高い理由は分かる。
原画・ボイス・システムだけでなく、販促費用も相当高そう。
ただ、残念ながら、時代に価格が全く合っていない。
このご時世、若年層でフルプライスゲームを買うのも厳しくなってきてるからね。
でも、抜きに何回も使えると思えば元は十分とれるのかな。
ところで、本作含めて、ゆずソフトはよく初心者向けエロゲに挙げられるけど、
これ言うほど初心者向けな作品なんだろうか・・・?
ゲーム要素はないので、そう言った意味では初心者向けな気がするが。
逆張りを主張したいわけではないけど、個人的には中級者~上級者向けかなと思った。
というのも、ファンタジーとか人外な設定が入った作品って、専門用語の理解と解釈が必要なんだよね。
一見難しそうな推理小説の方が理解しやすいなと思っちゃった。
まぁでも、若い人であれば、するっと頭に入ってくるかも。
自分はだいぶ錆びついてので、もう少し分かりやすい話がいいかな。
良い点・悪い点いろいろ書いたけど、良い点の方が圧倒的に勝っているので、気になった人はプレイしても損はしない。
ここまで書いておいてアレだけど、実は個人的には前作の喫茶ステラのほうが僅差で好き。
お店の制服可愛かったし。
でもオリエちゃんが相当良かったので、本作も相当満足。
ということで、次作のララジャムも楽しみにしておきましょう。
