【STEAMエロゲ】ゴなし転生-異世界を駆け抜けるのはそれほど簡単です　紹介

Ex-ErotiaのSTEAMゲーム「ゴなし転生-異世界を駆け抜けるのはそれほど簡単です」を紹介するよ。
日本語音声と日本語字幕で無修正プレイが可能。

以前紹介した同サークルの「奉仕部活入部体験篇〜性欲が絡み合う部活タイム〜」と同じ絵師さんなので、期待を込めて買ってプレイしてみた。

自分は多少エロゲのストーリーやシステムに粗があってもそこまで批判せず、ゲームの良いところを紹介したいけど、
今作ばかりは、良いところよりも粗が目立ってしまったゲームとなり残念だった。

粗は目立つけど、絵は良いし手軽に楽しめるので紹介したい。

どんなゲーム？

異世界に転生した主人公が転生先の女の子を手籠めにしていく話……だったと思う。
主人公はエロゲによくある絶倫タイプで、異世界では主人公のチンポや精液に高い価値がある設定らしい。

なんで歯切れが悪いかっていうと、プレイ中、何かの拍子に導入パートがカットされゲーム本編に飛んでしまったんだよね。
再度導入パート見ようと、ゲームの再インストールやセーブデータの削除をするも、終には導入パートを見ることができなかった。
導入は見逃すと二度と見れないので、導入パートでは余計なことをせず、慎重にクリックして最後まで見よう。

まぁ奉仕部同様、ストーリーは無いようなものなので導入パートを見逃しても全く問題ない。
けれども折角なので見ておきたいし、見れないままだとすっきりはしないかな。

ゲームの流れは奉仕部と同じで以下①～③をひたすらに繰り返す。

　①ヒロインとの会話パート
　②ヒロインとカードゲームで勝負
　③ゲームに勝利してエロ

奉仕部との違いは、ヒロインとの勝負がオリジナルなカードゲームであることと、ヒロインの大半が人外キャラという点かな。
残念ながら、この２つの相違点は奉仕部よりも評価が下がってしまった要因となる。

登場ヒロイン

本作で攻略可能なヒロインは４人で、内３人が人外キャラ。
異世界ゲームらしく獣っこやエルフなど、人外キャラがメインとなっている。

個人的な好みになるけど、やはり人間キャラが見たかった。
人外キャラの見た目で異世界感を出したかったかもしれないが、別に人間でも異世界感は出せるし、エロがメインなゲームなので人間の方が良かった。

酒場のメイリはエルフなので、ほぼ人間に見えると言えば見えるのだが…。うーん…中途半端な感じ。

唯一の人間キャラである司祭のフレイアは見た目・性格ともに素晴らしくよかった。
このヒロインがいなかったら正直プレイしてなかった。
こんなエロそうな司祭がいたら毎日教会に通うと思う。

カードゲーム（簡易攻略）

本作の最大の問題はここ。
ヒロインとカードゲームで勝負するが、このカードゲームが結構なストレスになっている。

カードバトルはターン制で、それぞれ攻撃ターン、防御ターンがある。
お互いターン開始前にカードを３枚選び、ターン開始後１枚ずつ互いのカードを開き勝負する。

カードは「赤」「青」「緑」の色属性があって、開いたカードの色が違うと攻撃側の攻撃が通る。
逆に、開いたカードの色が同じだと攻撃側の攻撃が通らない。

ジャンケンやカイジのEカードみたいに三すくみではないのは面白いところ。
違う色が出ればよいので、2/3の確率で攻撃が通るのはゲーム難易度が易しくて良い感じ。
色の傾向として、「赤」は攻撃系、「青」は攻撃と特殊系、「緑」は回復系で分かれるのでバランスよく活用していこう。

ただ、攻撃５ターン＋防御５ターンの計１０ターンしかないので、悠長に「緑」出して回復している暇はない。
実質、攻撃の５ターンしかダメージを与えられないので、攻撃ターンは攻撃力の高い「赤」を出してどんどん殴るのがオススメ。

逆に防御ターンは敵の回復防ぎのため全部「緑」を出すのが良い。
ターン数が少ない上に、ダメージも与えられるか分からないのに敵に回復されるのは辛い、というか勝てなくなる。

ゲーム全体の進め方として、ショップでカードを増やして普通にプレイしていくと最終的に火力不足で積みになる。
カードを増やすのではなく、カードを合成して強化する方針で進めないとダメ。

同じカードを合成すると強くなる……はずだが、沢山合成しないと強さを感じるまでには至らない。
問題はカードを買うにも合成するにも、大量なお金が必要という点。
終盤で火力不足を感じ、慌ててカード合成で強化が必要だと思っても、時すでに遅し。
金欠で合成することができない。

金策として、過去に倒したヒロインともう一度戦うとお金がゲットできるが、一体何度戦えばよいのやら…。
少し気が遠くなり終盤でギブアップしてしまった。

カード合成の説明は一番最初にあったけど、欲言えば、ゲーム中盤の慣れたころに合成の説明がほしかった。
あと、カード合成はメニューとして独立させたほうがユーザに分かりやすい、と感じる。
デッキ構成作業を行うはずのデッキメニューで、カード合成ができるとはパッと見て分からない。

あとはエネルギーという概念があるのだが、説明が無かったので結局良く分からなかった。
おそらくエネルギーを高めていくとダメージが入りやすい、とかだと思うが…。

ジリ貧なゲームになるのに敵だけ特殊攻撃があるもの納得いかないところ。

エロ

絵がとても良いのでエロは素晴らしい。
全員巨乳なので、巨乳好きには溜まらない。
ムチムチ感はすごいので、太ももやお尻の肉付きが好きな人にもオススメできる。

日本語で無修正をプレイできるのは嬉しいところ。
ヒロインのマンコよりも主人公の絶倫チンコのインパクトの方が凄かったりする。

各エロシーンは必ず最後は全裸になってくれる。
個人的に全裸は好きだけど、毎回裸になってしまうのは全裸の有難味が薄れるので、たまに全裸になる程度にしてほしいかな。

司祭のフライヤちゃんは本当に可愛いので、フライヤちゃんのエロ目当てでプレイするのも全然有り。

総括　-異世界を駆け抜けるのは思った以上に難しかった-

奉仕部のような、コンパクトながらも満足度が高いものを期待していたが、
結局、ストレスばかりかかってしまいエロが集中できなかったゲームとなってしまった。
できれば、何も考えず気軽にプレイしたかった。

3マッチパズルではなく、オリジナルなカードゲームに挑戦したのは評価できるが、
金周りのバランスやゲームシステムの説明不足など、プレイヤーにストレスを与えてしまうので、ゲーム全体の調整が必要。

価格が1,400円で奉仕部よりもずっと高いので、ゲームクオリティを考えると割高と感じる。

本作はストーリーが完結していないので続編が作られるだろうけど、ゴなし転生よりも奉仕部の続編を期待してしまう。
全体構成、テンポ、イラストは悪くないのだから、ゲームパートのストレスが軽くなることを祈る。

……で、「ゴなし」って結局なんなんだろう。。