STEAMゲーム「淫門の鑰 ~黄金の秘密~」を紹介するよ。
暗い雰囲気のアクションゲーム。
思った以上に楽しめた作品だった。
配信開始日 | 2025年1月8日 |
パブリシャー | 淫門之鑰工作室 |
開発元 | 淫門之鑰工作室 |
価格 | 580円 |
STEAMクラウド | 非対応 |
ボイス情報 | フルボイス |
無修正情報 | 日本語字幕で無修正プレイ可 |
タイトルの読みは「いんもんのかぎ」
英語タイトルは「Clavis Kinkygate: Treasure of Danau River」
※本記事の一部の画像・動画は修正を加えております。
どんなゲーム?
修道士でもありエクソシストでもある主人公が、島に跋扈する悪魔を退治する話。
明るい要素は無く、終始ダークで鬱な展開が続いていく。
ゲームパートは2Dアクションで、本編とは違いディフォルメキャラがコミカルに動く。
登場人物
主人公。若くて優秀な神父。エクソシストでもある。
教会から指令を受け、悪魔がいる島で悪魔退治をすることになった。
キャラクターは多く、なかなか濃ゆい面子。
女性キャラは全員フルボイス。
ゲームシステム
アクションコマンドは、「左右移動」、「ジャンプ」、「攻撃」、「回避」、「武器切替」がある。
武器はグラブ、フレイル、メイスの3種類から自由に切替が可能。
グラブは攻撃速度は速いが、攻撃力が低くリーチが短い。
フレイルはリーチが長く攻撃力が高いが、攻撃速度が遅い。
メイスは攻撃力・リーチ・攻撃速度は普通でバランス型。
といった特徴があるので敵に合わせて武器を変えていく。
戦闘はボス戦のみで道中ステージは無し。
ボスのHPが半分を切り後半戦に入ると、攻撃パターンが変わり難易度が上がる。
後半の攻撃パターンを凌ぐと、ボスがピヨるので集中打撃を与えるチャンス。
主人公は被ダメしても無敵時間は無い。
そのため、敵の攻撃斜線上にいると大ダメージを負ってあっという間に死ぬので注意しよう。
HPや攻撃力のステータスアップは一切無いので、自分の実力による打開が試される。
街探索も可能だが、特にアイテムがあるわけではなく、部屋に入ったりキャラと話したりできる程度。
ヒロインに話かけるとエロが見れたりする。
部屋に入ったり、キャラと話すには↑キー長押しすればよい。
エロ
ストーリーを進めたり、ヒロインと話をすればエロが見れる。
AI風味な絵なので骨格が曲がっていたりするのはご愛嬌。
アニメーションは無し。
無修正具合はイマイチかな。
エロにはそこまで期待しないほうがいいけど、フルボイスなのは嬉しい。
総括 -想定外の満足感-
プレイ時間は2~3時間程度。
ボスを6体倒せばエンディングとなる。
難易度は普通かな。
ボスの行動パターンを見切れば楽勝。
ラスボスが多少苦戦するけど、ぶっちゃけ誤差程度。
アクションはやり応えがあり、ほどよい難易度で結構面白い。
ゲーム性に期待していなかっただけに得した気分。
Xinput非対応のゲームなのでコントローラで遊ぶにはJoyToKeyでキーアサインが必要。
特筆すべきは終始続く半端ないダークストーリー。
ずっと憂鬱な感じな雰囲気がよく表現できている。
エロシーンすらも憂鬱な感じだった。
でも逆に緊張感があるストーリーで良かったとも思う。
絵柄は濃いので人によっては苦手意識が出ちゃうかも。
たまに目がギョッとするシーンがあって怖かった。
そこまでショッキングなグロはないけど、生理的に受け付けられないシーンとかあったりするので注意。
魔物っ子は割と可愛い子が多いのでエロが無いのは少し残念。
エロが無いどころか、倒すとあっけなく消え去ってしまうほどアッサリしてる。
もう一つ注目したい点は、ヒロインが完全フルボイスであること。
この価格でフルボイスは素晴らしい。
翻訳は全く問題無い。
バックログや音声再生機能もあり、ちゃんとシナリオを読ませる作りになっているのはかなりの高評価。
セーブはオートセーブしかないので少し使いづらく感じる。
セーブスロットはほしかったかな。
ゲーム全体としてみれば価格以上に楽しめて、思った以上に丁寧に作られている作品だった。
絵が好みじゃなかったので、正直迷ったけど遊んでみて良かったと思う。
少しゾクゾクするゲームを探しているならプレイしてみるのもいいかも。
パブリシャー:淫門之鑰工作室