全国のSANAファンの皆さん、お待たせしました。
ついに紗凪を脱がす時が来ました!
今日は皆さんのリクエストにお答えして「ましろ色シンフォニーSANA EDITIONは抜けるのか?」を検証してみたいと思います。
もう少し分かりやすく言うと、「エロが追加された紗凪は果たして抜けるのか?」ですね。
本記事を読めば、紗凪で抜くことができるかできないか、モヤモヤっとした謎が分かるようになります。
※本記事はネタバレを存分に含んでおります。未プレイの方はご注意ください。
背景 -ヒロイン紗凪の生い立ち-
紗凪で抜く前にヒロイン紗凪とは何者かおさらいをしましょう。
「ましろ色シンフォニー」の乾紗凪と言えば、大の男嫌いで強烈な暴言や毒舌を吐くツンツンキャラです。
いわゆる色物キャラなので、ゲームのポジション的にはサブヒロイン扱いでした。
そんな彼女ですが、正ヒロインである「みう先輩」のルートをプレイすると、もはや紗凪抜きではましろ色は語れないほど重要なヒロインになります。
みう先輩ルートでは、紗凪は男嫌いな反面、実は人情味あってとても義理堅い性格であることが分かります。
尊敬する みう先輩と同様、自分を犠牲にしてしまう性格でもあります。
みう先輩と二人で活動していた部活に主人公が加わることで、みう先輩だけでなく紗凪の物語も動き出します。
部活動を通じて、毛嫌いしていた主人公のことも少しずつ距離が近づいていくようになっていきます。
そんな紗凪ですが、無印では主人公の優しさにいつの間にか骨抜きにされてしまいました。
あの酷い男嫌いの紗凪でしたが、びっくりするほどの一途っぷりに変貌し当時のエロゲーマーはそのギャップにド肝を抜かされました。
しかしその後、みう先輩と主人公が恋仲になるという気が狂いそうな展開となり、
純愛ゲーでありながら生き地獄のような結末を迎えてしまいました。
そう、サブヒロインであるがゆえに紗凪は負けヒロインでもありました。
しかも恋敵が尊敬してる大好きなみう先輩なので、気持ちの置き場所が無くヤバそうです。
更に残酷だったのは、拾い猫に主人公とみう先輩の名前を付けていたこと…。
どこまでも紗凪を負けヒロイン化していく絶望的な展開にエロゲーマー達は戦慄しました…。
純愛ゲーじゃなかったらとっくに流血沙汰シンフォニーになってましたね。
勝ちヒロインのみう先輩も可愛らしく非の打ち所がない素晴らしいヒロインでした。
そのため、エロゲーマー達の感情の行き場が完全に無くなってしまったのも辛いところでした。
一つ救いがあるとすれば、強烈な三角関係と悲劇なヒロインっぷりにエロゲーマーからの紗凪の人気が高くなりました。
公式の人気投票では、正ヒロインたちを差し押さえサブヒロインながらも1位になったほどです。
その後、ましろ色はアニメ化もされましたが、もちろんアニメでも紗凪には救いがありませんでした。
アニメの滑り台事件はあまりにも有名ですね。
そんな中、PSP版ましろ色が発売され晴れて紗凪ルートが追加されました。
紗凪ルートの紗凪のデレッぷりに多くのエロゲーマー達は歓喜しました。
しかし、PSPはコンシュマー機なのでエロはありません。
結局、主人公と紗凪は物理的に繋がることなく終わってしまいました。
「紗凪のエロが無い…」
この現実が、再び紗凪とエロゲーマー達に深い絶望として襲いかかります。
とはいえ、エロは無くとも紗凪ルートがこの世に生み出されたことは大きな前進でした。
少しずつですが、エロゲ業界が紗凪に救いの手を差し伸べる展開になってきたのです。
紗凪が正ヒロイン化していく中で、紗凪ちゃんとオナニーを見せあいっこするCD 「一緒に紗凪ニーしよっ」が抱き枕と共に発売されてしまいました。
「紗凪ニー」という謎の1ジャンルを築きあげ、エロゲーマー達はこぞって紗凪ニーして脳内でエロを補完していたのです。
しかし結局、匂わせエロヒロインみたいなよく分からんポジションになってしまい、紗凪は処女のまま数年が経過してしまったのです…。
「SANA EDITION」では、そんなプレイヤーと紗凪の不満を解消させるべく、リメイクと合わせてエロも実装されました。
13年越しですが、今度こそ全員が幸せになれる作品となったはずです。
課題
エロが実装され残す課題は、果たして紗凪のエロは抜けるのか?です。
もちろん、ましろ色は素晴らしいゲームで、紗凪は素晴らしいヒロインです。
そんな素晴らしいヒロインのエロなので一般論では抜けるに決まってます。もはや自明の理です。
太陽が東から昇るくらい当たり前です。
しかし、世の中には巨乳でしか抜けない残念なエロゲーマーも大勢存在します。
かく言う私も、ましろ色はみう先輩とアンジェでしか抜けなかった残念な部類のエロゲーマーです。
前置きが長くなりましたが、そんな巨乳好きなエロゲーマーでもSANAエディションで無事に抜くことができるのか?
紗凪ルートを読みながら検証してみようと思います。
ということで、皆さん紗凪と繋がる世界線に行きましょう。
あっ、ネタバレ注意ね。
検証開始
SANAエディション開始すると無印版と同様、親の顔より見たお馴染みのプロローグが始まります。
シナリオはPSP版と同じなので、みう先輩ルートから紗凪ルートに分岐していきます。
全体の流れはPSP版と同じ。
主人公の子供を産みたいか論争だったり、生理周期を操る主人公のあたりはある意味で強烈な展開です。
PSP版は直接的なエロが描写できなかったので、精一杯にエロスを感じさせてますね。
このあたりのシナリオは、エロスというか生々しいだけだったのでSANAエディションでテコ入れが欲しかったです。
展開にも違和感があったので、少し残念です。
とまあ、ストーリーに対する多少のツッコミはありましたが、紗凪が主人公に骨抜きにされていく様子は相変わらず素晴らしいです。
地味に好きだったシーンは、主人公ではなく、みう先輩に嫉妬し始めるシーンでした。
序盤、みう先輩が大好きな紗凪は先輩と仲が良い主人公に対して嫉妬してました。
そんな紗凪の嫉妬対象が見事に変わるんですね。
無印にも似たような展開があったけど、紗凪の中でどちらの方が存在が大きくなっていくかが良く分かります。
ましろ色は心情の描写が上手いと思いますが、特に紗凪の描写は良く出来ております。
告白のシーンは素晴らしい。
愛理に慰められた因縁のブランコで告白され、今度は嬉し涙となりました。
その後、いろいろと恋人としての悩み事はありましたが、ファーストキスのシーンも素晴らしいものでした。
自然に体が動きサンタ服で思わずキスしてしまうあたりは「理屈じゃない感」があってよいです。
読んでいて、もうこれで終わってもいいと思えるくらい救われた感情に包まれました。
ということで、そのまま紗凪のサンタさんエロが始まります。
PSP版をプレイしていた時から、このサンタさんエロは待望でした。
紗凪のエロということで、多くのエロゲーマーがパンツを下ろして待機していたことでしょう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・・・・・・素晴らしい、本当に素晴らしい
エロでありながら美しさもあり、誰にも踏み込むことができないような聖域が展開されておりました。
お互いの愛情が1つに混じり合い、正にシンフォニーが奏でられておりました。
エロなんだけど、神々しく芸術作品を見ているような感覚でした。
しかも、しっかりとエロくできているので、紗凪愛があれば秒で射るのではないでしょうか?
本音を言うと、最初はどうせ抜けないのでは?と少し舐めてました。
しかし予想以上にエロが素晴らしかったので、私も思わず股間からシンフォニーを奏でることができました。
結論 -紗凪のエロシーンは抜け……
・
・
・
る。
いや普通に抜けるでしょう。
もうびっくり。特に紗凪が好きな人には余裕で抜ける作りになっておりますね。
可愛いけど貧乳だから抜くには物足りないってオチになるかと思ったけど、思った以上にイケるイケる。
紗凪のエロシーンは完全新規描き下ろしなので美麗であるのも高評価。
アニメーションも付いているのでエロ目当てでプレイしても全く問題ないですわ。
貧乳のエロはヒロインの魅力とシチュエーション勝負。
紗凪は序盤とは別人と思えるほど、大きく変化したヒロインだが、この甘々な性格も紗凪ということですね。
PSP版とあまり変わりないとは言え、シナリオも悪くは無い。
紗凪の可愛らしさが十分に表現できており大きな問題は無いです。
SANAエディションはリメイク版のUIなので、プレイがしやすく解像度が大きいのも嬉しい。
ただ、SANAエディションで分けずワンパッケージでリリースしたほうがユーザフレンドリーだったかな。
もっと欲を言うと、既存CGや立ち絵含めフルリメイクでプレイしてみたかった。
注意なのが、SANAエディションをプレイしてから みう先輩ルートをプレイすると絶望が深くなるので、プレイする順番には十分注意したい。
ということで、紗凪とエロゲーマーが救われた素晴らしいSANAエディションの検証でした。
ネタバレ全開だったけど、紗凪が気になってきた人はプレイしてみてください。