特徴的な絵柄と超独特なストーリー展開が魅力的なニコライの嫁先生の初単行本。
コミカルだけどゾワっとする面白さがあるので、エロ本としてだけでなくマンガとしても傑作な一冊。
スパイスが効いた作品が多いので、単純なエロに見飽きた人には是非オススメしたい。
(一部の画像には修正を加えております。)
配信日は2023/11/30。出版社はワニマガジン社。
全167ページの6話構成。特装版はオマケマンガが10ページ追加されている。
ヒロインの属性は軽い感じの子が多く、みんな巨乳。
目が細いのが特徴で、流し目がセクシー。
目の細さが独特な作風と合っていると感じる。
『来るもの拒まず』
どの話も堪らなく好きなのだが、一番好きなのは3話目に収録されている『来るもの拒まず』
この人の作品を1~2話読み終わるころには、作風やノリが分かるのでこの唐突感についていけるはず。
全然知らない子だけど、可愛いしセックスはする。
ストーリーも気になるところだけど、エロもしっかりと描かれている。
オチもなかなか面白いので、これは是非読んでほしい。
『六畳ふたり』
珍しく純粋な純愛ラブな話。
普通のエロマンガ的な展開だが、他の話が異色なので逆に目立つ。
間違いなく本単行本で一番抜ける話。
というか、単純にエロに集中できる話といったほうが良いかも。
正直、初見では強烈なオチが待っているのではないかとヒヤヒヤしていた。
『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
完璧出オチなこの話。
サブリミナル虎は素晴らしいセンスと発想だと感じる。
なんで虎がいるだけでこんなに面白いんだろう。
女の子は素直で可愛いけど、如何せん、どうしても読んで抜きたくなる気持ちになれないのが笑える。
むしろ抜けるものなら抜いてみろ、という作者のメッセージが込められているのかもしれない…。
虎愛好家の人には溜まらない話、……と一応コメントしておこう。
少し背筋が寒くなるようなゾクゾクする話が多いのが特徴。
だけど、可愛らしい女の子とコメディ調で、可愛さとエロさと不気味さがいい感じに調和されている。
言うなれば、エロ漫画版の「世にも奇妙な物語」と言える。
モザイクは薄い海苔のタイプで、陰毛はある。
ヒロインは巨乳で、全裸エロがほとんど。
絵が特徴的なので好みが分かれると思うが、表情も可愛らしいのでエロシーンだけ見ると十分に抜けるレベル。
ストーリーがシュールで面白いのでエロにいまいち集中できないのが難点。
抜きたい人よりは話を楽しみたい人向けのエロマンガだった。
本単行本で一番感じたことは、167ページという圧倒的な短さ。
あと2話くらいあるかな?と思って読んでいたら、もう終わってしまった悲しさ。
一般的なエロマンガよりも50ページほど短い。
各話が面白過ぎるだけに、もっと読みたくなるので、この本の短さは苦言を呈したい。
しかし、逆に1話1話が強烈な面白さがあるので、1話の価値がそれだけ高かったとも思える。
次回作は是非、200ページ越えのボリュームで読破したい。
本単行本は【デジタル特装版】と【通常版】があるが、デジタル特装版を是非オススメしたい。
通常版に比べて110円高いが、エロ付きのおまけマンガ10ページが追加となる。
むしろ通常版はおまけマンガが読めなくて損する気持ちになる。
そもそも本編が短めなので、特装版のおまけマンガ10ページは有難い。
しかも、おまけマンガと言いつつしっかりとエロく面白いので、特装版を買わない理由が見つからない。
1,430円
↓通常版はこちら↓
1,320円
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