今はなきブランドNIKOの最終作にて傑作。
原画の南浜よりこ氏による素晴らしいCGと少し切ないお話……。
と思いきや、実は萌えゲと思わせておいて、狂ったように抜ける。
正直、下手な抜きゲより抜けるので、抜けるエロゲを探している人には是非オススメ。
目次
あらすじ・作風
オーソドックスな恋愛模様だけでなく、三角関係や自然消滅など萌えエロゲには無い展開がある。
そのため、Hシーンは本当に秘め事のような臨場感溢れる作りになっている。
あらすじ
大学生になって幼馴染と恋人になった主人公だったが、高校時代に失踪した昔の恋人を忘れられずにいた。
ある日突然、昔の恋人を思わせるメールが届くのだが…。
あらすじを読むだけで、三角関係のドロドロした感じが少し臭ってくるね。
流血とかないので安心してね。
ストーリーは読んでいて退屈せず、読み物として質が高い。
特にメインヒロインの優奈ルートは、予想できない展開が待っていて切なく感じられた。
登場ヒロイン
登場ヒロインをお気に入り順にエロと合わせて紹介する。
●片平 優奈 (かたひら ゆうな)
CV:花丸あすな
ひと昔前に流行ったクーデレなキャラ。
最初は掴みどころがない塩対応キャラに困惑していたが、付き合うようになって急に可愛さがぐっと上がる。
主人公をヤリチン呼ばわりするなど、たまに毒を吐くのが溜まらなく好き。
付き合い始めて、いつセックスするのかなー?と思っていたら…
これは新しい。
今まで処女だと思ってたキャラが、いきなり非処女になった。
一瞬、あれエロあったかな?と立ち止まってしまったよ。
エロはパイズリとバックが良かった。
小柄の割に意外とおっぱいが大きく、見ごたえのあるパイズリが見れた。
南浜よりこ氏特有の、主人公視点のバックはいやらしさと下品さ(褒めてます)があり迫力満点なので、一見の価値あり。
●茂庭 有華 (もにわ ゆか)
CV:秋野花
エロ担当と書いたけど、純朴で素直ないい子。
バイト先で出会い仲良くなっていく過程が王道ながらも丁寧に書かれていて良い。
Hシーンはとにかくエロい。
正直、ここまでエロい子だったとは予想してなかったからギャップに驚き。
求められてる感がとても強いので、そういう子が好きな人は合うと思う。
エロCGも良いが、事後のやり取りもエロい。
裸で大股開いてたり、水分補給したりと事後の気だるい感じがリアリティある。
ここまで書いてるエロゲは少ないと思う。
CGで表現されない分いろいろと想像できるので、CGがなくても抜けそうになる。
こんなに大きいおっぱいをお持ちなのにパイズリが無いのが少し残念。
その代わり、下品な素股があって満足。
シナリオは正直空気だったかな。
メインどころのキャラと絡みがないので、仕方ないと思う。
シナリオは良くも悪くもないが、抜けるから良しとしよう。
●五橋 紗江子 (いつつばし さえこ)
CV:くすはらゆい
高校時代の初恋人。エロ担当②
主人公を振った本人が未練があって、大学生になって寄りを戻そうとしてくる描写が生々しくて良い。
大学時代に再び出会ったときに、セックスする気満々でエロ下着を仕込んでくるのはグッと来た。
大人しそうな顔して肉食的に攻めてくるのが良い。
体使って主人公を堕とそうとしてきているから、そういう子が好きな人はオススメ。
シナリオは薄いかな。あまり期待しないほうがよい。
エロは下品顔とでかい尻が見れるので文句ないです。
●葉山 架純 (はやま かすみ)
CV:歩サラ
主人公の隣人で先輩。フリータ。
主人公の部屋に来ては酒を飲む、飲み仲間。
先輩というか友達感覚。
フリータでダラダラと一緒に酒が飲める女先輩って、いそうでいないキャラだよね。
サブキャラ扱いなので、ストーリはあってないようなもの。
ただ、メインストーリーに結構絡んでくるキャラなので油断できない。
全てのルートをクリアすると、見方が少し変わる不思議なキャラ。
むしろ好きになれるキャラのはず。
そんな先輩はまさかの非処女。
過去の男を想像して、プチ寝取られ感があるので、エロは盛り上がりを魅せてくれる。
エロはとにかくバックが多い。
バック自体はいいけど、そもそもサブキャラなのでエロが少なめ。
●芋沢 えりな (いもざわ えりな)
CV:ヒマリ
ストーリーは主に大学時代が舞台。
お金を稼ぐためバンドを頑張るえりなを主人公が応援して終わる話……ってあれ、最後まで言っちゃった。
2行くらいで書けるほどストーリーは薄い。
サブキャラなんでこんなもんかな。
優奈以上に小柄だけどおっぱいはエグいほどボリュームがあり、特に高校時代の制服姿は興奮できる。
エロは特筆するところは少ないけど、ひょっとこフェラやデカケツが印象的だったかな。
●上杉 理恵 (かみすぎ りえ)
CV:鈴谷まや
幼馴染キャラ。優奈に次ぐキーパーソン。
大学生になり、理恵ちゃんと恋人同士になったところから物語は始まる。
三角関係の渦中にいるので、このキャラには結構引っ掻き回された印象が多いと感じた。
性格はよく言えばしっかりもの、ひねて言えば少し言動が強い感じ。
物語が締まるので、こういうキャラも必要だと思う。
グイグイと来る一方、時折冷たい感じもあるので注意。
エロは手マンのシーンは好き。
着衣⇒下着⇒全裸になる過程が非常にいやらしく、大変分かっていらっしゃる。
他には何と言っても、下品なポーズで仁王立ちフェラは最高だった。
カメラアングルが卑猥すぎて盗撮風になっているのが笑える。
作中、最も抜けたと言っても過言ではない。
カットインが入るけど、入らないほうが正直好き。
このシーン以外にも本作は全体的に特殊なポージング・カメラアングルが多いので、是非注目されたし。
総括
ヒロインはどのキャラも個性がしっかりと出ているので、好きなキャラ1人でできると思う。
本作はメインストーリーは評価できる出来で、ネタバレになるため、多くは語れないが、
プレイした後、しばらく経ってもプレイして良かったと思えるようなストーリーになっている。
欠点をあげるとすると…。
①過去(高校生)と現在(大学生)で2つの時間軸が、かなりの頻度で切り替わる
読んでて混乱するんだよね。
今読んでいるのが、どちらの時間軸の話なのか頭が追い付かない。
せめて、昔のエロゲのように画面上にゲーム内日時のようなものがあれば良かった。
②優奈の裸立ち絵がないのが残念
これは地味に残念なポイント。
他ヒロインの裸立ち絵はあるのにメインヒロインだけ無いのはもったいない。
裸立ち絵って事後感が出るから、あったほうがいいのに。
エロは文句無しで満点。
特徴として全裸エロとバックが多く、性癖が刺さる人にはブッ刺さる。
自分は刺されまくりでした。
ヒロインのエロは妖艶な雰囲気で、艶めかしい息遣いが画面からも聞こえてきそう。
シナリオ重視の純愛萌えゲ―ジャンルのため、卑語セリフはないのが残念。
卑語くらいあってもいいのと思う。
極稀に地の文で「おまんこ」と表現される程度なので、卑語ラーは期待しないように。
まとめると、キャラ⇒10/10点、エロ⇒10/10、話⇒7/10。
この作品で抜いた回数はなんと13回!
(優奈:2、有華:4、紗江子:2、架純:2、えりな:1、理恵:1)
あれ、有華が一番多かったぞ…。
巨乳好き、高校・大学系好き、全裸H好き、バック好きの人にはとてもオススメ。
良いエロゲなので是非プレイしてみて。